プロジェクトについて
『2020』は、西尾がマレーシアで過ごした幼少期を題材に、2016 年12月に自身が作・演出・出演を務める形で初演を行った一人芝居だ。その後、2017年3月には3人の俳優による一人芝居×3バージョンの上演を行い、作品をさらに作者から遠くへ離していくべく、2021年2月には和田演出による上演を計画していた。
この上演に向けて、台本を読み込むためのステップとして、2020 年7月には和田がオンラインワークショップ「2020年に『2020』(作: 西尾佳織)を飽きるほど読む」を実施。しかしその後、まず劇場を押さえ、公演初日から逆算する形で創作スケジュールを組んでいくこれまで通りのやり方でいいのだろうか? と疑問が生じ、2021年2月の公演予定は一度白紙に。 「創作におけるヒエラルキーの問題を解決するには、人の集まり方から考え直す必要がある」という発想で、発注者/受注者の関係になることを避け、資金調達も全員でやることにし、「ゴールから逆算しない創作プロジェクト」として『2020』プロジェクトの舵を切り直した。(鳥公園)
日程
2020年
8月17日 西尾、和田でミーティング
10月24日 プロジェクトメンバーにお誘いメール
11月11日 – 19日 プロジェクトメンバーと西尾・和田が面談
12月22日 プロジェクトメンバー顔合わせ(オンライン)
12月29日 プロジェクトメンバーミーティング(オンライン)
2021年
1月20日 散歩(+パルクール)セッション(オンライン)
3月31日 セミナー受講体験セッション(オンライン)
5月11日 土を食べる(オンライン)
5月24日 城崎国際アートセンターの申請書をみんなで書く1(オンライン)
6月18日 城崎国際アートセンターの申請書をみんなで書く3(オンライン)
7月7日 出納帳をつくる&みんなのやりたいことをストック(オンライン)
8月19日 未就学児の絵を模写する(オンライン)
9月24日 お金のつくり方検討(オンライン)
11月2日 代さんぽ1(オンライン)
11月11日 代さんぽ2&続お金のつくり方(オンライン)
12月21日 4月の滞在制作について(オンライン)
2022年
1月21日 芸術準備室 ハイセン滞在計画1(オンライン)
3月23日 芸術準備室 ハイセン滞在計画2(オンライン)
4月19日 - 24日 芸術準備室 ハイセン合宿&オープンスタジオ
5月27日 ハイセンオープンスタジオ観劇レポート(蜂巣もも)
7月5日 -9日 チームウエスタンクリエイション
7月26日 - 28日、8月6日 チームイースタンクリエイション
8月29日 東西統一ミーティング(オンライン)
11月16日 個別の取り組み進捗&京都芸術センターCo-program申請検討(オンライン)
12月6日 Co-program申請書作成(オンライン)
12月8日 Co-program申請
1月22日 Co-program不採択通知
1月25日 ポケカラから憑依型へ(オンライン)
4月11日 トークイベント作戦会議(オンライン)
クレジット
プロジェクトメンバー=石原菜々子、カミイケタクヤ、Q本かよ、五藤真、佃七緒、西尾佳織、藤家矢麻刀、和田ながら