①自分の子だから可愛い
②自分の子なのに可愛くない
③自分の子じゃないのに可愛い
④自分の子じゃないから可愛くない
⑤自分の子だから可愛くない
⑥自分の子じゃないから可愛い
⑦自分の子なのに可愛い
⑧自分の子じゃないのに可愛くない
「自分の子であるか否か」と「その子が可愛いかどうか」という二つの要素と、それらをつなぐ接続詞(順接/逆接)の組み合わせです。でもそもそも、「自分の子であるか否か」と「その子が可愛いかどうか」の間に相関性を見出すってどういうことなんでしょうか?(「血」ですかね。)
①恋愛関係にあり、結婚もしている
②恋愛関係にあり、結婚していない
③恋愛関係にはなく、結婚している
④恋愛関係にはなく、結婚もしていない
①は夫婦、②は恋人、③は夫婦、でいいでしょうか。④は友人~他人まで、広い可能性があります。④→②→①→③(→④)と変化する関係が数としては一番よくありそうですが、本当は④→③→①→②とか、④→②→④→②とか、色々なパターンがあるでしょう。
恋愛、結婚、育児が三位一体になって「家」に封入されている状態があまりに居心地悪いので、屋根を外して壁を開いて中身を出して分解して、そこからもう一度始めたいと思います。癒着しているものたちをビリビリに剥いで乾かして、再開です。
西尾佳織
プロジェクトについて
本プロジェクトは、リサーチから戯曲を書く西尾の手法に興味を持った蜂巣が、演出家としてそのプロセスに帯同したい、と言ったところから始まりました。「差別とはなにか」、「人が異なる場所に住まうことで生まれる隔たりは、共有しえないのか」という問いを元に、2020年4月にリサーチを始め、12月にクリエイション第1期、2021年6月に上信越~山形でのフィールドワーク、10月にクリエイション第2期を行って、いよいよ初演を迎えます。(鳥公園)
開催概要
定員=各回10名
料金=前売3500円 当日4000円
チケット予約=2022年1月26日(水)10:00発売
https://shibai-engine.net/prism/pc/webform.php?d=lxboape5
会場=PARA
池袋から電車で10分、そこから徒歩5分。
住所非公開のため、ご予約いただいた方に個別にお伝えします。
日程
2022年
2/26(土)15:00→公演中止
2/27(日)15:00
2/28(月)15:00
3/1(火)11:00、15:00
3/2(水)休演日
3/3(木)休演日
3/4(金)15:00
3/5(土)11:00、15:00
3/6(日)11:00(※振替公演)、15:00
リサーチ&ワークインプログレス
2020年
4月23日 リサーチ始動
8月29日 まいまい京都ツアーZoom参加
12月2日・5日・7日
俳優とオンライン顔合わせ、リサーチ共有
12月10日 – 20日
ワークインプログレス実施
2月3日 振り返り会対談(西尾、蜂巣)
2021年
2月9日 振り返り会対談記事配信
(クラウドファンディング支援者限定)
3月25日 記録映像配信(クラウドファンディング支援者限定)
※2020年12月のクリエイション第1期終了後に行った、西尾と蜂巣の振り返り対談を、こちらからご覧いただけます。
https://drive.google.com/file/d/147ZsCxHmEa3zLD8OlfZ1C0PgRL96jnDV/view?usp=drivesdk
クレジット
出演=伊藤彩里(gallop/カイテイ舎)/大道朋奈/松本一歩
作=西尾佳織
演出=蜂巣もも(グル-プ・野原)
美術=渡邊織音(グル-プ・野原)
映像=深田隆之
舞台監督=鐘築隼
宣伝美術=鈴木哲生