鳥公園#17 リーディング公演『泳ぐ彼女は果てを見ている』

鳥公園#17 リーディング公演『泳ぐ彼女は果てを見ている』
2018年からリサーチやレクチャーパフォーマンスを重ね、創作を続けてきた「からゆきさんプロジェクト」の新作戯曲『泳ぐ彼女は果てを見ている』のリーディング公演を行います。
ぜひお越しください。
日時
2025.12.11 木16:00
2025.12.12 金12:00/16:00
2025.12.13 土13:00/16:00
受付開始・開場は開演の30分前。公演期間中、ジューン・タン(Five Arts Center)、西尾佳織らによるポストトークを実施予定。詳細は公式サイト及びSNSにて発表。
会場
八番館
google map 横浜市中区初音町2丁目42-3/京急線 黄金町駅より徒歩3分/京急線 日ノ出町駅より徒歩7分/JR・地下鉄 桜木町駅より徒歩15分/JR 関内駅より徒歩15分/地下鉄 伊勢佐木長者町駅より徒歩13分
チケット
全席自由・税込
• 一般 2,300円
• YPAM登録者 2,000 円
取扱い
YPAMチケットサイト ypam.jp/ticket/p/fr33/index.html
作・演出 = 西尾佳織
出演 = 和田華子(青年団)・稲継美保
ドラマトゥルク = 萩庭真
宣伝美術=鈴木哲生 企画進行=奥田安奈・五藤真
助成=公益財団法人セゾン文化財団
製作・主催=鳥公園


本作のこれまで
2018.05–08リサーチ マレーシア滞在・共同リサーチ
with リー・レンシン(マレーシア)
ダンサー・振付家のレンシンと一緒にマレーシア、シンガポールの日本人墓地7ヶ所をめぐる。
2018.08 リサーチ成果発表会 『Navigating Living』
at Five Arts Centre(クアラルンプール、マレーシア), Sinkeh(ペナン、マレーシア) with リー・レンシン
西尾は断片的なテキスト『わたしは“純愛”を爆破したい』のリーディングとレクチャー、レンシンはリサーチへの応答を発表。
2018.12 レクチャー・パフォーマンス
『なぜ私はここにいて、彼女たちはあそこにいるのか 〜からゆきさんをめぐる旅〜』
at 山口情報芸術センター[YCAM] in マーク・テ+YCAM共同企画展「呼吸する地図たち」
からゆきさんが植民地政策と戦争に巻き込まれていった流れの紹介と、彼女たちに性的欲望を向け消費した主体、戦争を遂行して敗けた主体が不問のまま描かれないことの謎について。
2019.03 レクチャー・パフォーマンス
『なぜ私はここにいて、彼女たちはあそこにいるのか 〜からゆきさんをめぐる旅〜』
at 東京芸術劇場 アトリエイースト in 鳥公園のアタマの中展2 with 朴建雄
リサーチの報告と戯曲の断片のリーディングを、ドラマトゥルクとの掛け合い形式でパフォーマンス。
2019.05–2020.06戯曲執筆
『なぜ私はここにいて、彼女たちはあそこにいるのか 〜からゆきさんをめぐる旅〜』
Inロイヤルコート劇場×新国立劇場「劇作家ワークショップ」
レクチャー・パフォーマンス形式からフィクションにどう変換すればよいか試行錯誤したが、出産により中断。
2019.07 映像アーカイヴ展示
『なぜ私はここにいて、彼女たちはあそこにいるのか 〜からゆきさんをめぐる旅〜』
at 東京芸術劇場 ギャラリー1 in 呼吸する地図たち/響きあうアジア2019
YCAMでのレクチャー・パフォーマンスの記録映像にて展示に参加。
2019.09公演
『なぜ私はここにいて、彼女たちはあそこにいるのか 〜からゆきさんをめぐる旅〜』
at ヘオルム小劇場(ソウル、韓国)
in アジア女性演出家展 with 稲毛礼子・野津あおい
「慰安婦」問題において日本はなぜ謝れないのだろう? と考えながら、からゆきさんと戦後の日米関係の話をしようとする。
2020.03 共同リサーチ、成果発表会
『Bodies and Borders』
at 森下スタジオ with リー・レンシン(マレーシア)
レンシンが来日し、神戸の長田や天草・島原を訪問。西尾も同行するはずだったが、出産直後のため旅のコーディネートと成果発表会の参加のみ。
2020.05 – 2022.01 往復書簡
「からゆきさん」往復書簡
with 和田ながら(2020–2022鳥公園アソシエイトアーティスト)
「からゆきさん」の戯曲を演出家の和田に読んでもらった上で、戯曲について、上演について、創作についての手紙を8通交わす。
2024.09 レクチャー+ワークショップ
『リサーチから作品をつくる 〜からゆきさんをめぐる旅〜』
at 芸術文化観光専門職大学 in 豊岡演劇祭2024
本プロジェクトの2025年再開に向けて、2018年からのプロセスを芸術文化観光専門職大学の学生に紹介する機会をいただく。
2025.07 戯曲試読会(セミクローズド)
「からゆきさん」戯曲執筆プロジェクト
at 森下スタジオ with 和田華子(青年団)・稲継美保・萩庭真
上演ではなく執筆のために俳優に協力してもらう、という新しい試み。俳優が新作戯曲を音読し、観客にフィードバックをもらう会を実施する。
2025.12 リーディング公演
鳥公園#17 『泳ぐ彼女は果てを見ている』
at 八番館 with 和田華子(青年団)・稲継美保・萩庭真 in YPAM2025
今回の公演。試読会を経て完成した戯曲をリーディングの形式で上演。正式タイトルも決定。
2026 以降 本公演?